ミルキークイーンとは?

ミルキークイーンとは、1995年に命名された、お米の品種の一つであり、粘りがあり食味が良いお米です。ミルキークイーンは、農林水産省農業研究センターで「コシヒカリ」にMNU受精卵処理を施し開発されたお米です。

  

一言で、ミルキークイーンとは?と答えるとするならば、「低アミロースのお米」です。

  

 

表面が牛乳のような色合いであることから、命名されたとされています。

  

コシヒカリを元に改良された、サラブレッド米と呼ばれるように、「お弁当」や「おにぎり」に最適なお米となります。

  

もっと詳しく知りたい方は、こちらをチェックください。 

ミルキークイーン、炊き方のコツ

ミルキークイーンの炊き方のコツは、ちょっとしたポイントがあります。美味しいお米を食べるためには、洗米から炊き方まで、心がける必要があります。もちろん、ミルキークイーンのみならず、他のお米にも当てはまる炊き方のコツが、美味しいお米を食べるためには、必要となってきます。 

 

1. 計量する

 炊き方のはじめに、必ず計量カップを用いて「米」を計りましょう。炊飯するお米と水の量で、ミルキークイーンの炊き上がりに変化が出るため、一定の分量になるように計量カップを使い測りましょう。

Point お米は、毎回の分量の安定が美味しさの決め手!

  

2.洗米する

 大きめのボールとザルを使い、一気に精米。お米を洗米するお水の温度低い温度で洗米することでミルキークイーンの炊き上がり後、美味しい食味の向上へ繋がってきます。(お米は水につけた瞬間から水を吸い込みます)

Point 1回目の洗米は、早めに捨てましょう

 

3.水切りする

 ミルキークイーンは、糠(ヌカ)が少ないため、研ぎすぎずに3回程度で甘みが残る美味しい状態になります。長時間研ぎすぎると、お米が割れるため注意しましょう。(完全に透明にならなくてもOK)

Point 1~3分ほどで、水切りしましょう。

 

4.炊き上げる 

 炊き上げも同様に、一定量の水になるように、カップで測ったり、炊飯のメモリに合わせましょう。炊き方の美味しさは、お米と水のバランスで変わってきます。面倒くさがらずに、きっちり測りましょう。

Point 炊飯メモリに、お水の量を合わせる

 

5.炊き上がり

 炊き上がり後は、焦らずに20分ほど蒸しましょう。ミルキークイーンが炊き上がってから、20分蒸らすことによって、「かに穴」ができ、一層お米が美味しくなります。

Point かに穴を作るため、15分~20分蒸しましょう。 

 

まとめ 

 炊き方のコツは、ミルキークイーンのみならず、他のお米と共通する部分も多くあります。測る作業というのは、はじめは面倒く感じるものです。しかし一度慣れてしまうと、コツコツやってきたことが習慣となり、やがて日常となってきます。

 お米を洗米するのさえ、めんどくさく思う方は、2分の洗米時間で済むミルキークイーンで、お米を研ぐ時間短縮ができ、美味しいお米を食すことができます。数量限定な商品ですが、一度コシヒカリサラブレッド米、ミルキークイーンを味わうと良いですよ。

 美味しいミルキークイーン 

 

 

ミルキークイーン、産地情報

ミルキークイーンの産地は、南東北で栽培されており、千葉、茨城、福島、山形と、幅広く生産されています。

 

ミルキークイーンは、低アミロースであるため、もちもち、ふわふわの食感で、虜(トリコ)になる方も多く、毎年コンクールで高得点を獲得するお米です。

※コンクール名:「米・食味分析鑑定コンクール国際大会」

 

 

産地としては、関東で有名な「多古米」という徳川家に献上していた歴史あるお米が生産される様な、稲作や果樹・野菜が育つ農場の盛んな地域で生産しており、地域特性として、日中は暑く、夜は浜風が吹き気温が下がるため、作物の糖度の上昇にもってこいの地域環境にあります。

 そのために、『育ちのいい美味しいお米』が育つのです。